閣議決定した経済対策より抜粋 ”一億総活躍社会の実現の加速”

みなさん、こんにちは。

先日の2日、臨時閣議で新たな経済対策
『未来への投資を実現する経済対策』が決定されました。

事業規模は全部で28.1兆円。
”1億総活躍社会の実現の加速” には、3.5兆円を投入するそうです。

その中で、介護業界に関連する内容を抜粋しましたのでよろしければ一読ください。

 

一億総活躍社会実現の加速

第一に、一億総活躍社会である。一億総活躍社会は、実現段階に入るため、エンジンをかけ、加速する。誰もが自分の夢を追及できる、誰もが自分の能力を伸ばしていく、誰にも居場所があって頑張っていける、そういう気持ちになれる日本を創りあげる。

このため、アベノミクスの成果の活用も含め、来年度以降の一億総活躍プランの実現の加速化につながる施策を講ずる。

(1)子育て・介護の環境整備

待機児童ゼロを実現するため、保育の受け皿整備を進めるとともに、介護についても、50万人分の受け皿を前倒しして整備し、介護離職ゼロを目指す。

求められる保育・介護サービスを提供するための人材の確保に向けて、処遇改善等を実現する。これらの措置を実施するために必要な予算措置を平成28年度(2016年度)補正予算に加えて、平成29年度(2017年度)当初予算において確実に実現する。

(2)保育・介護の受け皿整備

昨年末の「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」において、保育については平成29年度末(2017年度末)までの受け皿整備拡大量を50万人に上積みすること、2020年代初頭までに介護の受け皿を50万人以上へ拡大することを決定した。

このための必要な予算措置を平成28年度(2016年度)補正予算に加えて、平成29年度(2017年度)当初予算に計上し、かつ、継続して実施する。

(3)保育士の処遇改善

平成29年度(2017年度)当初予算において、2%相当の処遇改善を行うとともに、保育士としての技能・経験を積んだ職員について、全産業の女性労働者との賃金差がなくなるよう、4万円程度の追加的な処遇改善を実施する。

このための予算措置を平成29年度(2017年度)当初予算に計上し、かつ、継続して実施する。なお、全産業の男女労働間の賃金差については、女性活躍推進法や同一労働同一賃金に向けた取組を進めていく中で、今後、全体として、縮めていく。保育士についても、必要に応じて、更なる処遇改善を行う。

(4)介護人材の処遇改善

介護保険制度の下で、介護人材の処遇については、キャリアアップの仕組みを構築し、月額1万円相当の改善を平成29年度(2017年度)から実施する。

このための予算措置を平成29年度(2017年度)当初予算に計上し、かつ、継続して実施する。

また、処遇改善を平成30年度(2018年度)介護報酬改定を待たずして平成29年度(2017年度)から遺漏なく実施するため、保険料の上昇回避のための財政安定化基金への特例的積増しなど、所要の措置をあらかじめ講じる。障害福祉人材の処遇についても、介護人材と同様の考え方に立って対応する。

(5)保育・介護サービスを提供する多様な人材の確保措置の拡充

介護職員や保育士に対する返還免除付の貸付事業について、一旦仕事を離れた方に対する再就職支援措置を拡充するとともに、勤務環境改善のための保育補助者の雇上支援の拡充措置や、未就学児を持つ保育士に対する支援措置の創設等を図る。

(6)保育・介護の労働負担の軽減、生産性向上

介護職員や保育士の労働負担を軽減し、生産性向上を図るため、ICTやロボットの導入を推進する。また、介護職員が本来の対人サービスを提供できる時間を増やすため、行政が求める文書量を2020年代初頭までに半減する。

保育についても、保育記録・運営費申請等の書類の簡素化・自治体間のバラツキ解消等を推進する。また、仕事と介護を両立する職場づくりを行う事業者を支援する。

以上です。多少とも今後の参考になれば幸いです。

よしだ労務管理事務所

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