幸せは既に与えられている

みなさん、こんにちは。

今回は、久しぶりに月刊誌『致知』5月号から(毎号連載されていますが)鈴木秀子さんの『人生を照らす言葉』の一部を抜粋してご紹介したいと思います。

 

 

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幸せは既に与えられている

人間の苦しみについて考える上で、ある男性社長のお話を紹介しましょう。その社長は恵まれた家庭に育ち一流大学へと進みますが、自分は何のために生きているのかという問題に直面し、一時は自殺寸前に追い込まれるなど辛い青年期を過ごします。

悶々とした気持ちを抱えながら知的障碍の少年たちが活動している施設で働くことになりました。お昼の休憩時間、新しくスタッフとなった彼の周りに少年たちが集まってきて「〇〇さんはどういう人?」 「どうして、ここに来たの?」などいろいろな質問をしました。

「何をしていても面白くないし、嫌なことばかり続いて、生きているのも嫌で死んでしまいたい時もあるんだ」

無垢な少年たちに心を開いたのでしょう。彼はそれまで誰にも話さなかった心の内を思わず正直に吐露しました。すると、彼の話を熱心に聞いていた少年の一人が目を輝かせながら、

「じゃあ僕たちのほうが、よほど幸せなんだね」

と答えたというのです。このひと言は彼に大きな衝撃を与えました。そして人間の幸せとは自分の思いとおりになることではなく、すでに与えられているもので、それが見えるか見えないかは自分の心次第だと気づかされるのです。

不満や不安などによって目が覆われていたために、幸せの本質が分からないまま生きてきた自分を恥ずかしく思ったといいます。

彼は少年を迎えに来た母親に、

「僕はさっきこの子から大切なことを教えてもらったんですよ。自分たちのほうが幸せだと言った時の、この子の目の輝きが忘れられません」といささか興奮気味に話しました。聞いていた母親はハッとした表情を浮かべながら、こう答えました。

「この子が生まれてから、私は何でこんな子が生まれたのだろう、障碍を持って生きるなど一生は不幸そのものではないか、どこに生きる意味があるのだろうと、そのことばかり思って生きてきました。

しかし、いまあなたの話を聞きながら、たとえ一瞬であってもあの子が誰かのために希望を与えられたとしたら、生まれてきた意味は十分にある、生きている価値は十分にあると思いました。」

少年の言葉と母親の言葉は、彼が新しい人生を歩む上での原点になりました。そして、それを心の支えに生きる中で、多くの人たちをリードする社長という立場になったのです。

いまでは、仕事をする上でいろいろな辛いことが起きたとしても、その一つひとつにすべて意味があると自分に言い聞かせているといいます。

怒りたくなる出来事に遭遇しても、「ここにも何か深い意味がある」という言葉に立ち返ることで、心がスーッと鎮まっていく感覚を覚えるそうです。

(以下、省略)

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いかがでしょうか?

自分が幸せと思うか不幸と思うかは、自分自身の心が決めているということなんですね。(自戒を込めて)

 

 

 

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