みなさん、こんにちは。
今回は、「致知」1月号に、日本卓球女子ナショナルチーム前監督 村上 恭和さんの大変興味深い記事がありましたのでその一部をご紹介します。
”メダルを獲る人と獲れない人との差”
これまで私は福原愛や石川佳純をはじめ、数多くのトップ選手を見てきました。選手は皆、オリンピックでメダルを獲りたいと言います。
だが、その中で達成できるのは4年に1度、たった3人しかいません。メダルを獲る人と獲れない人の差はどこにあるのか――。
最初の分かれ目は、本気で思っているか、口先だけかです。次に、本気で思っている人は行動します。口先だけの人は行動しません。
そして最後は、途中で諦めないこと。誰でも目標達成に向かって努力していれば、どこかで 「ああ、もう無理かな」 と思う時があります。
しかし、そこで諦めずにやり続けた人のみがメダルを手にできる。
さらに、支えてくれる人間が多ければ多いほど、達成する可能性は高まります。実力が拮抗している中で、最後に勝敗を決するのは目に見えない思い、周囲の応援がどれだけ多いかなのです。
何の世界でも、実力と運さえあれば、一旦は成功を手にすることはできるでしょう。しかし、より長く、より高く成功するためには、自分を支えてくれる仲間、味方がどれだけ多くいるかに尽きると思います。
ですから、周囲に対して感謝できない人間は成功し続けることはできません。
このことはスポーツのみならず、あらゆる職業の人に共通する成功の条件ではないでしょうか。
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いかがでしょうか。
同じような意味で、 「成功する人と成功しない人との違いは何か?」という問いに、「成功する人は成功するまでやり続けた人」 であり 「成功しない人は、成功する前に諦めた人である」 と言います。
つまり、「成功するまでやり続ければ、失敗する人はいない」 ということです。
アメリカの発明家トーマス・エジソンも電球を発明する過程で、記者から”失敗の回数”を指摘された際に名言を遺しています。
『私は一度も失敗などしていない。ただ、一万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ。』