私は、2009年9月の開業以来、経営理念の必要性を考え続けてきました。
「自分はなぜこの仕事をはじめたのか?」「何をしたいと思っているのか?」
理念としてまとまらないまま、4年が経過してしまいました。
しかし、この仕事をはじめてから5年目に入ったこともあり、もう一度原点に立ち戻って考えてみました。
そして今回、漠然とイメージしていたものを”形”としてまとめることができましたので公開することにしました。
◇ 経営理念
【自社の三つの喜び】
● お客様に感動してもらえる
● 職員が日々充実している
● 地域に貢献している
一の喜は、単に依頼された仕事を行ない報告するということではなく、報酬をいただく以上感動されるレベルの仕事を心掛けなければならないということです。
どういう仕事が感動される仕事かといえば、具体的なものはありません。ただ、何か特別なことをすることではなく、お客様の期待以上のもの、また期待していなかった何かができた時ではないかと思っています。
「満足してもらおう」と意識してできることではないと考えています。自分にとって「こんなことが?」と思うことも、お客様にとっては「うれしい!」と受け止めていただけることがあるかもしれません。いずれにしても永遠の課題です。
二の喜は、働く職員には、”仕事も私生活も充実した日々を過ごしてもらいたい”と考えています。職員が不安定な精神状態で、お客様に満足し、感動していただく仕事などできるはずがないと考えるからです。
職員の充実感はそれぞれ異なるものでしょうが、究極は「幸福感」ではないかと考えます。
三の喜は、当然のことながら「納税という形で地域社会に貢献できる」ことです。
◇ 行動三原則
● 誠心誠意尽くす
● 約束は守る
● 知ったかぶりをしない
経営理念を実現するための行動原則で、仕事をするうえでの「基本的な心構え」です。
仕事をしていくなかで、「自己満足」に陥らないよう注意し、「反省」と「感謝」の”心”を忘れず、毎日業務に努めなければならないと考えています。
以上が年頭にあたり、心新たに誓った思いです。