みなさん、こんにちは。
今回は、『日本一の人間力を備えたプロ集団』を目指して取り組んでいる介護施設の社内報をご紹介したいと思います。
以下、本文です。
先日、ある方から、私たちの施設に一本の電話がありました。その方は、犬の散歩のため夕方、ご近所を歩いていたところ、当施設の職員が、たまたま利用者様の送迎をしている場面を見かけたそうです。
利用者様宅でのあいさつの仕方、ご利用者様に対するとても丁寧な対応、そして接遇を目の当たりにして、とても感動し、当施設にお電話をしてくださいました。
「送迎時の接遇がとても素晴らしかったです。感動しました。本当に心温まる光景を見せて頂き、ありがとうございました。」とのお言葉を戴きました。
そのようなお電話を頂き、こちらが感動しました。わざわざ、お電話をいただきました〇〇様、本当にありがとうございました。
職員一同、心より感謝です・・・
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<本部からのコメント>
この職員さんは、当社〇〇施設のAさんです。どこで、だれが見ているか、わからないものですね。
Aさんはきっと、誰かに見られているという思いはなかったと思います。それだけになおさらすごいことですよね。意識しないで人を感動させるなんて!
Aさんは、わが社の誇りです。
Aさんのこの行動は、「日本一の人間力と介護スキルを備えたプロ集団を目指します。」というわが社の理念(わが社の職員像)及びモデル行動のNO3「気づきと挨拶・笑顔」の中にある”忙しい時でも、常に笑顔を絶やさずご利用者様からの要望に対して、「喜んでやらせて頂きます」「かしこまりました」と受け応えしていきます。”を心を込めて実践した結果ですよね。
このままいけば、日本一の人間力も夢ではないかもしれませんね。いや、絶対に日本一人間力の高い会社をみんなの手で創ろうね!
Aさん、素敵なお手本をありがとう!
いかがでしょうか?
”人間力日本一”を目指す会社の本気度が伝わってきますね。
いま、多くの会社で、人材育成に力を入れています。
しかしそのほとんどは、介護の知識であったり技術だったりです。
介護のプロとしては当然必要なスキルですが、それに勝るとも劣らず育成に力を注ぐべきものが ”心(人間力)” と考えます。
この社内報のポイントは、ご近所から頂いた一本の電話を活用して職場全体で
『職員を褒めて』育てている点です。
Aさんは、とてもうれしかったと思います。そしてこれからより一層職務に励むことと思います。
また他の同僚は、自分なりに『どうすれば利用者様、ご家族に満足していただけるか』を一生懸命考え努力することでしょう。
以上、人材育成のヒントになれば幸いです。